| 名称 | アメル山の城砦群 |
|---|---|
| 国 |
レバノン |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
アメル山の城砦群
レバノンの「アメル山の城砦群」は、2026年に韓国で開催された第47回世界遺産委員会で、世界文化遺産に登録されました。登録と同時に危機遺産リストに追加されました。
レバノン南部の歴史あるジャバル・アメル地区に点在する以下の5つの城砦で構成されています。
- ボーフォート城
- トロン城
- ドゥビエ城
- マロン城
- シャマ城
これらの城郭は、主要な街道や広大な土地を見渡せる小高い丘や山の上に建てられており、かつて地域交通や農業の管理、防衛を一本化して担う重要なネットワークとして機能していました。
中世から19世紀にかけて、十字軍やアイユーブ朝、マムルーク朝、オスマン帝国、地元の領主など、時代ごとのさまざまな勢力によって占領・拡張されながら長い歴史を刻んできました。
危機遺産リスト
通常の手続きではなく、紛争や武力衝突によって文化財が急迫した危険に直面した際に適用される緊急登録手続きが採用され、世界遺産の指定と同時に危機遺産リストにも追加されました。
ユネスコはこれらの城砦群が持つ歴史的・建築的な価値を認めると同時に、周辺地域での空爆や戦闘行為がもたらす物理的な被害や崩壊のリスクを重く受け止め、国際社会による緊急的な保護と監視が必要であると判断しています。