| 名称 | サバスティーヤ |
|---|---|
| 国 |
パレスチナ |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
サバスティーヤ
パレスチナの「サバスティーヤ」は、2026年に韓国で開催された第47回世界遺産委員会で、世界文化遺産に登録されました。
サバスティーヤは、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸にある古代都市遺跡です。紀元前9世紀ごろには古代イスラエル王国(北王国)の首都「サマリア」として栄え、その後もヘレニズム時代、ローマ時代、ビザンツ時代、イスラム時代、十字軍時代、オスマン帝国時代まで、約3,000年にわたってさまざまな文明がこの地を利用してきました。
現在も神殿跡や劇場、城壁、円柱など、多くの遺構が残っています。また、キリスト教やイスラム教では洗礼者ヨハネの墓がある場所としても伝えられています。
この地域では長年にわたりイスラエルとパレスチナの対立が続いており、周辺では土地の接収計画や開発計画、管理体制を巡る対立が起きています。そのため、遺跡の保存や修復を十分に行うことが難しく、将来的に遺跡が損傷したり、本来の歴史的価値が失われたりするおそれがあると判断されました。国際社会による支援を集めて保護活動を進める必要があるとして、世界遺産と同時に危機遺産リストへ追加されました。