| 名称 | ムルジュガの文化的景観 |
|---|---|
| 国 |
オーストラリア |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
ムルジュガの文化的景観
2025年フランスのパリで開催された第46回世界遺産委員会において、オーストラリアの「ムルジュガの文化的景観」が世界文化遺産として登録されました。
ムジュジュガの文化的景観は、オーストラリア北西部に位置する、陸地(バラップ半島など)から島々(ダンピア諸島)、そして海や海底にまで広がる壮大な文化・自然景観です。
この場所は、先住民族である「ンガルダ・ガルリ」の人々によって、5万年以上にわたり絶えることなく大切に守り受け継がれてきました。彼らには「ロー(Lore)」と呼ばれる、土地や自然を守るためのルールや独自の物語(伝承)があり、それに沿って気候の変化や環境の変動に対応しながら土地と共生してきた歴史があります。数世代にわたる人と土地との深い結びつきを感じられる、非常に歴史的価値の高い場所です。
この資産が世界遺産として高く評価された最大の理由は、岩に刻まれた膨大な数の刻画(いわゆるペトログリフと呼ばれるロックアート)と、古くから続く聖地や遺跡が非常に密度の高い状態で残されている点にあります。