西オーストラリアのシャーク湾
西オーストラリアのシャーク湾は、近年最も注目を集めるオーストラリアの世界遺産。西オーストラリアの中心地パースから約860kmのところに位置します。
地球上で最古の生命体のひとつ、およそ35億年前に誕生し地球で初めて光合成を行い酸素を作り出したといわれる一見岩のような生命体「ストロマトライト」が群生する世界でも類を見ない地域となっています。
その他、絶滅危惧種でもあるジュゴンが生息していたり、白い貝殻が延々と続く遠浅のシェルビーチや、野生のイルカが毎朝海岸沿いにやって来ては餌付けが行われているモンキー・マイアなど数多くの見所を抱えています。
その美しい海岸線とは裏腹に内陸の乾燥気候から人間が住み着きにくかった背景がこの自然遺産をまもるきっかけになったといわれています。