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古都ヤズド

2017年ポーランド・クラクフで開催された第41回世界遺産委員会において「古都ヤズド(ヤズドの歴史都市)」が、イランの世界文化遺産として登録されました。

ヤズドに残るカナート(地下水路システム・乾燥地帯で行われている取水方法)は、「ペルシアのカナート」の一部として、2016年に世界遺産に登録されました。その翌年2017年には都市の歴史地区そのものが、世界遺産に登録されました。

古都ヤズド

エスファハーンの南東270kmに位置するイランのヤズドは、シルクロードの交易上の要衝で、絹や香辛料などを運ぶ隊商によって栄えた古都。周囲を砂漠に囲まれたイラン高原の中央にあり、水は山地から地中を通って引く水利システムのカナートによって確保するなど、砂漠環境で限られた資源を活用してきました。

ヤズドでは伝統的ペルシア建築における砂漠への適応という点で、数々の好適な例が残っており、その代表例がドーラト・アーバード庭園のバードギールです。

バードギール(風採り塔)

photo credit: peuplier Iran 2016 Yazd (28) via photopin (license)

ヤスドの旧市街には、2011年登録の世界遺産「ペルシャ式庭園」に含まれる「ドーラト・アーバード庭園」があります。この庭園の最大の見どころが、バードギール(風採り塔)です。

高い塔を建物の真ん中に設け、上部に暑い空気を導き、カナートの地下水路からの冷気を通すことで、涼しい風が通るように設計されたものです。18世紀半ばに造られたこの塔は、高さ33.8mあり、ヤスドの町にあるバードギールの中で最も高いといわれています。

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