西カフカース
ロシアの世界遺産である西カフカースは、黒海からエルブルス山に至るコーカサスの西部地方を指す名称で、コーカサス山脈の西端にあたるロシアのリゾート地ソチの北方50 kmに位置しています。
西コーカサスは、ヨーロッパバイソンの起源であるとともに再導入された場所でもあります。世界最後の野生種のヨーロッパバイソンは、1927年に密猟者によって殺されてしまいましたが、飼育したヨーロッパバイソンを野生に戻すことが何十年にもわたって行われた地となっています。
ソチ国立公園、ボリショイ・タク自然公園、ツィツァ川上流の天然記念物、コーカサス諸国自然生物圏保護区などを含んでいます。
この一帯は、ヨーロッパでは唯一、人間の介在を経験しなかった巨大山岳地帯(標高250~3360m)といわれ、低地から高山の氷河地帯まで、多彩な手つかずの自然環境が残されています。