ヴァッハウ渓谷の文化的景観

ヴァッハウ渓谷の文化的景観

ドナウ川と言えば、非常に長い全長を誇ることで良く知られています。その流域に存在する「ヴァッハウ渓谷」は、オーストリアに属するメルクとクレムスという街の間に位置しています。

メルクの街は、「バーベンベルク家」の時代にまでその起源を遡ることができる、世界的にも名高い、由緒正しき「メルク修道院」があることで有名です。また、「クレムス」の街も、景観が美しいことで知られている街です。

これら二つの街の間にあるヴァッハウ渓谷の周辺には、かつてのヨーロッパの姿が残されており、自然と人工物の調和から成る風景の美しさは、現在でも大変人気があります。

観光地としても知られるヴァッハウ渓谷ですが、その景観は、文化遺産としての価値をも有していると認められ、2000年に「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」の名称で世界遺産に登録されました。

この辺りは、ワインの名産地としても有名であるため、ヴァッハウ渓谷周辺には、葡萄畑が多く、当時の農家の住居なども多数残されています。また、渓谷沿いには、ヨーロッパが歩んできた歴史を偲ばせる「城郭」や「修道院」も複数点在しています。

ギャラリー

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称ヴァッハウ渓谷の文化的景観
オーストリア
登録区分 世界文化遺産
登録年

2000年

キーワード

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