ヴォーバンの防衛施設群

ヴォーバンの防衛施設群

ヴォーバンの防衛施設群は、フランス東部のパ=ド=カレー県アラスなどに築城の名手ヴォーバンが築いた、稜堡式要塞などの12の要塞や都市の城壁の建造物からなる世界遺産です。

セバスティアン・ル・プレストル・ド・ヴォーバンはフランス国王ルイ14世お抱えの軍事建築家。150以上の要塞を考案して実際に作り上げただけでなく、フランスを代表する巨大土木建造物群も作り上げた優れた建築家で、近代的要塞築城法を確立した第一人者です。『ヴォーバンの要塞を築いた町は絶対に陥落しない』とまでいわれました。

ヨーロッパの中心に位置するフランスは、豊かな土地を持つがゆえに他の国からの侵略に苦しめられてきたた国。国王が国を守るために命じ、ヴォーバンが築いた城塞「シタデル」はアラスやブザンソンなど多くの地域に今もなお堅固な姿のまま残り、軍事建造物の歴史の変遷と中世のロマンを現代に伝えています。

ギャラリー

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称ヴォーバンの防衛施設群
フランス
登録区分 世界文化遺産
登録年

2008年

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