ウヴス・ヌール盆地



ウヴス・ヌール盆地

ウヴス・ヌール盆地はモンゴルとロシアにまたがる世界遺産で、モンゴルでは最大の湖です。1993年にロシアが8つの自然保護区を設定し、2003年にはモンゴルがテス川周辺をはじめとする4つの保護区を設定した結果、これら12の保護区が世界遺産に登録されました。

ウヴス・ヌール盆地にあるウヴス湖は塩分が濃くて浅く、かつて数千年前にこの一帯にも海が広がっていたときの名残です。ウヴス・ヌールはユーラシア大陸において、自然のままのステップが良好に保存されている地域で、同時に、世界で最も北にある砂漠と、世界で最も南にあるツンドラが並存する場所にもなっています。

盆地はシベリアと中央アジアにとって気候上も地理上も境界になっていることから、気温は夏は47度、冬は−58度と、非常に極端で、絶滅危惧種のユキヒョウ、アルガリ、アジア種のアイベックスなど41種の哺乳類や、173種の鳥類が棲息しています。ほかに4万点に及ぶスキタイやテュルクの遺跡が発見されていますが、自然遺産としての登録です。

 

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