メキシコ国立自治大学 (UNAM) の大学都市の中央キャンパス
シウダ・ウニベルシタリア(大学都市)は、メキシコシティ南部のコヨアカン地区にあるメキシコ国立自治大学のメインキャンパスです。建築家マリオ・パニと、エンリケ・デル・モラルによって設計されました。ここは、メキシコ国立自治大学 (UNAM) の大学都市の中央キャンパスという名称で世界遺産に登録されました。
- オリンピック・スタジアム
- 計40の学部・研究所
- 文化センター
- 生態系の保全区域
- 中央図書館
- 博物館
などが設置されています。
この大学都市は、当時メキシコシティに点在していた建築物群をまとめて移転するために、かつての固まった溶岩層の上に建造され、1954年に完成しました。建物それ自体は、コンクリートと煉瓦を主体とする共通の建材が用いられ、建物の多くは数階建てで、窓が大きくとられ、内外に庭園が配置されています。
建築様式は異なっていても、庭園の存在と火山岩の使用はほぼすべての建物に共通ですが、学長塔と中央図書館は壁画で彩られています。