トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス聖堂



チェコのヴィソチナ州トシェビーチ郡の都市であるトシェビーチは、人口は約4万人でイーフラヴァ川の近くに位置しています。ここはトシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス聖堂という名で世界遺産に登録されています。

トシェビーチのユダヤ人地区

世界遺産・トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス聖堂

©JOuTrip

トシェビーチのユダヤ人地区は、ヨーロッパで最も良い状態で保存されているユダヤ人街の一つに数えられており、同時にヨーロッパ最大のユダヤ人街の一つとみなされています。

トシェビーチの旧ユダヤ人居住区の建物群は、その文化的・歴史的意義が認められ、この世界遺産に含まれていますが、これはイスラエル国外でユダヤ文化財が単独で世界遺産に登録された最初のケースです。

第二次世界大戦時、この地のユダヤ人たちは強制収容所へ送られ、戦後にはトシェビーチのユダヤ人社会は完全に消滅しました。現在のユダヤ人街には、二つのシナゴーグやユダヤ人地区集会所、ラビの家、救貧院、ユダヤ人学校、それに病院など100軒以上の建物が現存しています。

聖プロコピウス聖堂

世界遺産・トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス聖堂2

©Czech Tourism

聖プロコピウス聖堂は、後期ゴシック様式の特徴を備え、5枚のがく片と5枚の花弁をもとに表現された薔薇窓はゴシック様式の三つ葉や四つ葉、生命の輪、聖母マリアのシンボルなどと対照をなしています。聖堂は12世紀初頭、ベネディクト会の修道院として設立され、経済的に恵まれたこの修道院の存在が周辺地域の商業化につながりました。
修道院の建物はヴァーツラフ1世の時代および15世紀末に改築が行なわれています。1990年、イーフラヴァ川の両岸にわたるトシェビーチの歴史地区は保護地域に指定されました。

トシェビーチ近郊にはチェコ共和国で最も美しい都市の一つに数えられているテルチがあり、ここも世界遺産に登録されています。

 

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