中世都市トルン

中世都市トルン

トルンは、ポーランド中北部ヴィスワ川沿いに位置する工業都市で、中世都市の姿をそのまま残す町です。中世都市トルンという名で世界遺産に登録されました。

ヴィスワ川には、港があり、14世紀から貿易の重要な中継地として大いに栄えました。町の中心に建つ市庁舎とその周りの商人たちの家々はゴシックやルネサンス様式で華麗に彩られ、商業都市の繁栄を偲ばせました。

町の中には、廃墟のままのドイツ騎士団の城跡があります。騎士団はポーランド北部を制覇し利権を握っていました。しかし、力をつけた市民たちが蜂起し、城を破壊しました。

ドイツ騎士団を追放したことで、町はますます栄え活気に溢れ、その街並みの美しさは当時からヨーロッパ中で知られることとなりました。近郊には大手メーカーのシャープの工場があり、日本人の駐在者を数多く見ることが出来ます。

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この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称中世都市トルン
ポーランド
登録区分 世界文化遺産
登録年

1997年

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