富岡製糸場と絹産業遺産群

群馬県にある「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、2014年6月21日に登録された世界遺産。富岡製糸場が有名ですが、他にも田島弥平旧宅・高山社跡・荒船風穴もこの世界遺産に含まれています。

「富岡製糸場と絹産業遺産群」主要スポット

 

富岡製糸場

【世界遺産】富岡製糸場と絹産業遺産群
画像提供 富岡市

富岡製糸場は、1872年(明治5年)に明治政府が設立した日本初の本格的な器械製糸場です。富岡製糸場は最先端の製糸技術開発を有し、国内の養蚕・製糸業を世界一の水準にまで発展させました。

 

荒船風穴

【世界遺産】富岡製糸場と絹産業遺産群
“”File:Arafune Cold Storage 2nd.jpg“”by photo: Qurren (talk)Taken with Canon PowerShot G9 Xis licensed underCC BY-SA 4.0

荒船風穴は同県下仁田町に残る史跡で、明治38年(1905年)、養蚕農家の庭屋静太郎によって建設された、日本で最大規模の蚕種貯蔵施設です。

田島弥平旧宅

【世界遺産】富岡製糸場と絹産業遺産群
“”File:Tajima Yahei Sericulture Farm 1.jpg“”by photo: Qurren (talk)Taken with Canon IXY 430F (Digital IXUS 245 HS)is licensed underCC BY-SA 3.0

養蚕業者、蚕種製造・販売業者の田島弥平(1822年-1898年)が確立した蚕の養育法「清涼育」を実践した場所が田島弥平旧宅です。

高山社跡

【世界遺産】富岡製糸場と絹産業遺産群
“”File:Takayama-sha Sericulture School 4.jpg“”by photo: Qurren (talk)Taken with Canon IXY 430F (Digital IXUS 245 HS)is licensed underCC BY-SA 3.0

養蚕業者である高山長五郎(1830年‐1886年)は、清温育という新たな養蚕法を確立しました。ヤグラでの換気を取り入れた、田島弥平による清涼育という方法がありましたが、清温育とは、それに加えて、寒冷地で行われた温度管理を伴う温暖育を取り入れたものです。

 

「富岡製糸場と絹産業遺産群」の関連情報

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称富岡製糸場と絹産業遺産群
日本
登録区分 世界文化遺産
登録年

2014年

キーワード

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