古都トレド



古都トレドはスペイン中央に位置するトレドにある世界遺産。『もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け』と言われるくらい、トレドは有名な観光地です。三方をタホ川に囲まれた岩山に築かれた天然の要塞都市としても知られています。

イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が入り混じった建築物が残り、旧市街全体が世界遺産として登録されています。

トレド大聖堂

世界遺産【古都トレド】

©Cityseeker

トレド大聖堂は今でもスペイン・カトリックの大本山で、宗教の中心地。スペイン絵画美術を代表する画家エル・グレコゆかりの地としても知られています。589年、西ゴート王国は首都トレドの宗教会議で、カトリックを国教とすることを決定しました。以来、トレドは宗教会議場となるとともに、スペイン・カトリックの大司教座が置かれることになりました。1226年、当時イベリア半島の2/3を占めていたカスティーリャ王国のフェルナンド3世は、大司教座のあるトレドにふさわしい大聖堂を建てるよう命じました。そして完成までに270年かかりました。外観がいかめしいのとは対照的に、内部は豪華絢爛な装飾で埋め尽くされています。

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サン・ファン・デ・ロス ・レイエス教会

世界遺産【古都トレド】|

© fotoviajero

レコンキスタ(国土回復運動)を完了させ、コロンブスの新大陸到達を援助したイサベル女王が、ポルトガル王国との戦いの勝利を記念し建てられました。聖堂と修道院はイサベル様式といわれ、ゴシック後期に見られる炎のような装飾のフランボワイヤン・ゴシック様式とイスラム風のムデハル様式に、ルネサンス様式が絶妙に調和しています。

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アルカサル(軍事博物館)

世界遺産【古都トレド】 (2) トレドの町を見下ろすアルカサルはその立地からローマ帝国時代より城壁として使われてきました。スペイン継承戦争、ナポレオンの放火を含め、3度の火災にあい、その度に修復されましたが、1936年のスペイン内戦の時が最大の被害でした。現在のアルカサルは軍事博物館として内戦の惨劇を伝えています。

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サンタ・クルス美術館

サンタ・クルス美術館は16世紀にトレドの大司教だった枢機卿メンドーサの遺志を受け継いだ、イサベル1世の命により建てられた、病人や虎児のための慈善施設。

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サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会

サンタ・マリア・ラ・ブランカは、トレドに残る最古で最大のシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所兼学校)です。ユダヤ教の建物でありながら、馬蹄形のアーチ や柱塔に施された装飾は、典型的なムデ ハル様式で、イスラム教徒の職人によっ て建てられたとされるのもそのためです。

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サント・トメ教会

サント・トメ教会は12世紀にアルフォンソ6世が建造した教会。荒廃していた教会をオルガス伯爵が私財を投じ14世紀に再建しました。そのときに建築された、教会のシンボル「モサラベの塔」は現在トレドに残る最も素晴らしいムデハル様式といわれています。

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エル・グレコ美術館

エル・グレコ美術館は20世紀初頭に、エル・グレコの散り散りになっていた作品を集めることを目的として造られた美術館。かつては「グレコの家」と呼ばれ、彼が住んできたユダヤ人地区の家の一つが改築されて造られています。内部には20以上もの部屋があり、アトリエ、書斎、寝室、台所が再現されています。

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トランシト教会(セファルディ博物館)

トランシト教会(セファルディ博物館)は残酷王ペドロ1世の財務長官を務めた、ユダヤ人のサムエル・ハ・レビによって1350年に建てられたムデハル様式のユダヤ教会。1492年にユダヤ人が追放された2年後にカラトラバ騎士団の礼拝堂として使われていました。

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クリスト・デ・ラ・ルス・モスク

photo credit: DSCN6668 via photopin (license)

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クリスト・デ・ラ・ルス・モスクは西ゴート族の聖堂跡地に999年に建てられた、現存するトレド最古の建物といわれるモスク。その後、キリスト教会として使われました。「光のキリスト教会」とも呼ばれています。

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