トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区
トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区はタイ中部、首都バンコクの北西130kmにあるトゥンヤイ保護区とファイ・カ・ケン保護区を合わせた地域の総称です。手つかずの自然が広範囲で残っていることが評価され、1991年、世界遺産に登録されました。管理者は農業共同省と王室森林局です。
この地域への一般人の立ち入りは堅く禁じられているため、観光をすることはできません。しかし近隣にはいくつかの立ち入り可能な国立公園が存在し、この地域の自然を体感することが出来ます。
ここはゾウ、トラ、ヒョウなど、東南アジアの哺乳類の3割以上が生息するサンクチュアリ(保護区域)になっていることでも知られています。
この2つの野生動物保護区は、まずはじめにトゥンヤイ・ナレースワン野生動物保護区が1972年に、仏暦2503年野生動物保護法(1960年)のもとタイ政府によって野生動物保護区登録され、フワイカーケーン野生動物保護区が1974年野生動物保護区が登録されました。