「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」はギリシャ共和国の第2の都市テッサロニキにある文化遺産です。
ローマ帝国、および東ローマ帝国(ビザンティン帝国)の時代に建設された15の聖堂とモザイクなどの美術がその保護対象になっています。ローマ帝国時代の呼び名はテルマで、天然の良港と街道を有する交易都市として栄えた町でした。
アギオス・ディミトリオス聖堂
アギオス・ディミトリオス聖堂は、テッサロニキの守護聖人ディミトリオスが殉教した場所に、5世紀に建造され、1916年に火災に遭ったものの、焼け残った資材を利用して再建されたギリシャ正教の教会です。