チョガ・ザンビール
チョガ・ザンビールは、1979年に世界遺産として認定されました。古代エラム人が作ったとされるチョガ・ザンビールは世界文化遺産で、イランのフーゼスターン州にあります。1935年、油田調査をしている最中に発見されました。のちにイランで初の世界遺産となりました。
チョガ・ザンビールはエラム王国のジッグラト(聖塔)であり、宗教関係のものとして作られましたが、人が住んでいたという記録は残されていません。1,648,000km2もある遺跡には、祭司のみが住んでいたのではないかと言われています。このチョガ・ザンビールの周辺は荒野であり、他国の遺跡とは異質の光景が広がっています。
古代に衰退した文化と宗教が現代にも残っているとして、この世界遺産は高く評価されています。