群馬の世界遺産

高山社跡|富岡製糸場と絹産業遺産群

群馬県藤岡市にある高山社跡は2014年に登録された世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」を構成する資産の1つです。 高山長五郎と養蚕業の発展 養蚕業者である高山長五郎(1830年‐1886年)は、清温育という新たな養蚕法を確立しました。ヤグラでの換気を取り入れた、田島弥平による清涼育という方法がありましたが、清温育とは、それに加えて、寒冷地で行われた温度管理を伴う温暖育を取り入れたものです。 長五郎...

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田島弥平旧宅|富岡製糸場と絹産業遺産群

田島弥平旧宅は、群馬県伊勢崎市にあります。「富岡製糸場と絹産業遺産群」を構成する資産の1つとして、世界遺産に登録されました。 田島弥平と清涼育 田島弥平(1822年-1898年)は、江戸末期から明治初期の人で、養蚕業者、蚕種製造・販売業者です。蚕の養育法「清涼育」を確立しました。 製糸業が発展の一途をたどっていた当時の日本ですが、製糸の原料として欠かせない繭を得るために、蚕の育成法の確立が必要だっ...

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富岡製糸場|富岡製糸場と絹産業遺産群

群馬県富岡市にある富岡製糸場は、伊勢崎市の田島弥平旧宅、藤岡市の高山社跡、下仁田町の荒船風穴と共に、2014年「富岡製糸場と絹産業遺産群」として、世界遺産に登録されました。 富岡製糸場建設の背景 江戸時代末期から、日本は生糸の輸出を主要産業としてきました。その背景には、ヨーロッパで蚕の病気が流行ったり、清で内乱が勃発したりなど、他国での生産量の低下があったためです。しかし、大量生産された生糸は質の...

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荒船風穴|富岡製糸場と絹産業遺産群

群馬にある世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」に含まれている荒船風穴は同県下仁田町に残る史跡で、明治38年(1905年)、養蚕農家の庭屋静太郎によって建設された、日本で最大規模の蚕種貯蔵施設です。 荒船風穴 温度変化の少ない山間部で、天然の冷風が吹く風穴を利用して蚕種を保存するもので、それまで年1回だった蚕の孵化が、年に2回、3回と孵化できるようになりました。 現在は風穴の部分しか残っていませんが...

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