古代都市テーベとその墓地遺跡

セティ1世の葬祭殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」の構成資産のひとつである「セティ1世の葬祭殿」は、ナイル川西岸にあります。 セティ1世の葬祭殿とは 古代エジプト新王国時代のセティ1世が建設を開始しましたが、生前には完成せず、息子であるラムセス2世が完成させました。 葬祭殿内部には、2つの列柱室と7つの至聖所があります。一般的に至聖所はひとつですが、セティ1世葬祭殿には7つあり、大変珍しい構造とな...

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貴族の墓|古代都市テーベとその墓地遺跡

エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川西岸、ハトシェプスト女王葬祭殿とラムセウムの間にある山の斜面に、いくつもの穴が開いているのが見えます。 それらは、古代エジプトの高官や神官、職人の長官などの墓であり、「貴族の墓」と呼ばれています。 貴族の墓とは ▲ナクトの墓 ルクソール西岸には、ハトシェプスト女王葬祭殿や王家の谷など、見どころが満載で「貴族の墓」は後回しにされることがあり...

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カルナック神殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

カルナック神殿は、エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川東岸にあります。西岸の死者の世界に対し、東岸は、太陽が昇ってくるため生きている人が住む「生者の世界」といわれていました。 カルナック神殿とは カルナック神殿は、テーベの守り神であったアメン神に捧げるために造られた神殿でした。その後、テーベがエジプトの首都となると、アメン神は太陽神ラーと習合し、国家の最高神アメン・ラーとな...

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ルクソール神殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

生者の世界と言われた「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川東岸に、ルクソール神殿はあります。 ルクソール神殿とは ルクソール神殿は、新王国時代にカルナック神殿の副神殿として建てられました。「南のハーレム」という別名を持ち、年に1度、ナイル川の増水期に、アメン神が妻ムト女神と過ごすために訪れる「オペト祭」のために造られました。建設当時はカルナック神殿とルクソール神殿はスフィンクス参道で繋がってい...

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ラムセス3世葬祭殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

ラムセス3世葬祭殿(別名:メディネット・ハブ神殿)は、古代都市テーベとその墓地遺跡の「死者の世界」と考えられていたナイル川西岸にあります。 ラムセス3世葬祭殿とは ラムセス3世は、エジプト新王国・第20王朝のファラオです。尊敬する第19王朝のファラオ、ラムセス2世の治世を目指していたと伝えられています。 ラムセス3世葬祭殿の凱旋門を通ると、第1塔門が見えてきます。第1塔門は、高さ22m、幅が63m...

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王妃の谷|古代都市テーベとその墓地遺跡

王妃の谷は、エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川西岸にあり、近くには、王家の谷があります。 王妃の谷とは 王家の谷が、歴代のファラオが埋葬されているのに対し、王妃の谷は、その名が示すようにファラオと共に生きた王妃が埋葬されています。また、王妃だけでなく王子や王女など王家の人々も眠っています。 王妃の谷には80基ほどの墳墓が発見されています。なかでも、ラムセス2世の妃ネフェル...

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王家の谷|古代都市テーベとその墓地遺跡

エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」があるナイル川の西岸に、王家の谷はあります。 古代エジプト人の世界観 エジプトの首都カイロから南へ約670km、ナイル川沿いに「古代都市テーベとその墓地遺跡」はあります。ナイル川によって東西に分かれており、カルナック神殿や、ルクソール神殿がある東岸は「生者の世界」とされ、反対に王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿などの墓地遺跡群がある西岸は「死者の世...

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ハトシェプスト女王葬祭殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

ハトシェプスト女王葬祭殿は、エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川西岸にあります。西岸は、王家の谷やデル・イル・アマディーナなどの墓地遺跡群があり「死者の世界」とされてきました。 ハトシェプスト女王葬祭殿とは ハトシェプスト女王葬祭殿(別名:デール・エル・バハリ神殿)は、王家の谷の東、切り立った断崖の下に建設された太陽神アメンラーを祀る葬祭殿です。ハトシェプスト女王は、王家の...

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ラムセウム(ラムセス2世葬祭殿)|古代都市テーベとその墓地遺跡

ラムセウム(ラムセス2世葬祭殿)は、「死者の世界」と呼ばれるナイル川西岸にあります。 ラムセウム(ラムセス2世葬祭殿)とは ラムセウムは、紀元前1270年頃に建てられたラムセス2世の葬祭殿です。ラムセウムと名付けたのは、エジプト学の父シャンポリオンで、ラムセウムを「テーベで最も高貴にして典雅な建物」と称えています。彼は、ナイル川西岸、歴代ファラオの王墓が集中する地域を、「王家の谷」と名付けたことで...

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メムノンの巨像|古代都市テーベとその墓地遺跡

エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」、ナイル川の西岸を渡って最初に目にするのが、メムノンの巨像です。 メムノンの巨像とは 新王国時代、アメンホテプ3世の命によって建てられたメムノンの巨像は、アメンホテプ3世自身の巨像です。高さ2.3mの台座の上に、15.6mの像が置かれています。創建当初は、頭上には王冠が載っていました。また、座像の後ろには、アメンホテプ3世の葬祭殿がありました。しか...

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