エジプトの世界遺産

セティ1世の葬祭殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」の構成資産のひとつである「セティ1世の葬祭殿」は、ナイル川西岸にあります。 セティ1世の葬祭殿とは 古代エジプト新王国時代のセティ1世が建設を開始しましたが、生前には完成せず、息子であるラムセス2世が完成させました。 葬祭殿内部には、2つの列柱室と7つの至聖所があります。一般的に至聖所はひとつですが、セティ1世葬祭殿には7つあり、大変珍しい構造とな...

続きを読む

カラブシャ神殿|アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群

エジプトの世界遺産「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」の構成資産のひとつであるカラブシャ神殿は、他の遺跡同様水没の危機から救済された神殿です。 カラブシャ神殿とは カラブシャ神殿は、ヌビアの太陽神マンドゥリスが祀られ、ヌビアの神々に捧げられた神殿です。 神殿は、新王国時代に建設されアメンホテプ2世やトトメス3世が関わっていたといわれており、その後、プトレマイオス朝、ローマ帝国支配時代を...

続きを読む

アブ・シンベル小神殿|アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群

アブ・シンベル大神殿とともにヌビア遺跡群の構成資産であるアブ・シンベル小神殿は、大神殿より北へ100mほど離れた場所にあります。 アブ・シンベル小神殿とは アブ・シンベル小神殿は、エジプトの歴代王朝の中でも、王の中の王と称えられたラムセス2世が愛する王妃ネフェルタリのために建造した神殿です。 大神殿に比べると小さいですが、神殿の正面には、2体の王妃ネフェルタリの像と4体のラムセス2世の像があり、ネ...

続きを読む

フィラエ神殿(イシス神殿)|アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群

フィラエ神殿(イシス神殿)は、1979年に世界文化遺産に登録されたエジプトの世界遺産「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」の構成資産のひとつです。 フィラエ神殿(イシス神殿)とは イシス神殿は、古代エジプトの神オシリスの妹であり妻でもある女神イシスに捧げられた神殿で、紀元前3~紀元前4世紀のプトレマイオス朝時代に建てられました。神殿の壁面には、神々の姿を描いたレリーフが残っており、ナイル...

続きを読む

アブ・シンベル大神殿|アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群

アブ・シンベル大神殿は、1979年世界文化遺産に登録されたエジプトの世界遺産「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」を代表する遺跡です。 そして、このヌビアの遺跡群は、「世界遺産」という概念を生み出すきっかけとなった遺跡です。 世界遺産誕生のきっかけ 1960年エジプト・ナイル川流域にアスワン・ハイ・ダム建設計画が持ち上がります。 ナイル川流域は、古代より頻繁に氾濫していました。しかし、そ...

続きを読む

貴族の墓|古代都市テーベとその墓地遺跡

エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川西岸、ハトシェプスト女王葬祭殿とラムセウムの間にある山の斜面に、いくつもの穴が開いているのが見えます。 それらは、古代エジプトの高官や神官、職人の長官などの墓であり、「貴族の墓」と呼ばれています。 貴族の墓とは ▲ナクトの墓 ルクソール西岸には、ハトシェプスト女王葬祭殿や王家の谷など、見どころが満載で「貴族の墓」は後回しにされることがあり...

続きを読む

カルナック神殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

カルナック神殿は、エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川東岸にあります。西岸の死者の世界に対し、東岸は、太陽が昇ってくるため生きている人が住む「生者の世界」といわれていました。 カルナック神殿とは カルナック神殿は、テーベの守り神であったアメン神に捧げるために造られた神殿でした。その後、テーベがエジプトの首都となると、アメン神は太陽神ラーと習合し、国家の最高神アメン・ラーとな...

続きを読む

ルクソール神殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

生者の世界と言われた「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川東岸に、ルクソール神殿はあります。 ルクソール神殿とは ルクソール神殿は、新王国時代にカルナック神殿の副神殿として建てられました。「南のハーレム」という別名を持ち、年に1度、ナイル川の増水期に、アメン神が妻ムト女神と過ごすために訪れる「オペト祭」のために造られました。建設当時はカルナック神殿とルクソール神殿はスフィンクス参道で繋がってい...

続きを読む

ラムセス3世葬祭殿|古代都市テーベとその墓地遺跡

ラムセス3世葬祭殿(別名:メディネット・ハブ神殿)は、古代都市テーベとその墓地遺跡の「死者の世界」と考えられていたナイル川西岸にあります。 ラムセス3世葬祭殿とは ラムセス3世は、エジプト新王国・第20王朝のファラオです。尊敬する第19王朝のファラオ、ラムセス2世の治世を目指していたと伝えられています。 ラムセス3世葬祭殿の凱旋門を通ると、第1塔門が見えてきます。第1塔門は、高さ22m、幅が63m...

続きを読む

王妃の谷|古代都市テーベとその墓地遺跡

王妃の谷は、エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」のナイル川西岸にあり、近くには、王家の谷があります。 王妃の谷とは 王家の谷が、歴代のファラオが埋葬されているのに対し、王妃の谷は、その名が示すようにファラオと共に生きた王妃が埋葬されています。また、王妃だけでなく王子や王女など王家の人々も眠っています。 王妃の谷には80基ほどの墳墓が発見されています。なかでも、ラムセス2世の妃ネフェル...

続きを読む