アビラ旧市街と市壁外の教会群

エンカルナシオン修道院|アビラ旧市街と市壁外の教会群

エンカルナシオン修道院は、サンタ・テレサが修道女となった1535年から27年間暮らしたカルメル修道院。1515年4月4日に城壁の外に建てられた修道院で、同じ日にテレサが洗礼を受けました。彼女はここで、子供の姿をしたキリストに出会うと神秘的な体験をしたとの言い伝えがあります。カルメルの修道会の改革を進め「裸足のカルメル会」の設立準備をした場所で、修道院長にまで上りつめています。 修道院前には、つえを...

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サンタ・テレサ修道院|アビラ旧市街と市壁外の教会群

サンタ・テレサはカルメル修道会の改革を進め、「裸足のカルメル会」を設立した聖女です。彼女が19歳の時に入った1935年頃の修道会は、お金持ちの子女が修道女となることが多く、召使を雇ったり男性を招いたり自由奔放な状態でした。 しかし彼女が47歳の時、祈りとは程遠い生活を改めるために、海抜1131mと高地にあるアビラで、冬でも裸足で過ごすなどの厳しい戒律をもつ修道生活を送るようにし、宗教に関する多くの...

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アビラ大聖堂|アビラ旧市街と市壁外の教会群

アビラ大聖堂は12世紀初めに建設がはじまり、ロマネスクとゴシックが混在した様式で14世紀に完成しました。生まれたばかりのゴシック建築の実験舞台となり、スペイン初のゴシック建築の大聖堂としても有名です。 この大聖堂最大の特徴は後陣にある大きな半円形のシモロと呼ばれる塔が、城壁と連結した珍しい建築スタイルになっていること。城壁の一部となり砦の役目も果たしています。内陣の柱に使われている赤い斑点の砂岩も...

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アビラの城壁|アビラ旧市街と市壁外の教会群

11世紀にイスラム教徒から町を奪還したアルフォンソ6世の娘婿ラモン・デ・ボゴーニャ伯爵が、敵の反撃に備えて1090年から9年の年月をかけて築いた城壁です。2,000~3,000人を動員して作られ、建設当時はヨーロッパ最大規模を誇っていました。全長2.5km、幅約3m、高さ平均で12mあり、88の見張り塔がほぼ20m間隔で配置されています。茶色の花崗岩を積み上げて作られ、陽の光を受けてピンクがかった...

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