2017年ポーランド・クラクフで開催された第41回世界遺産委員会において「スヴィヤズスク島の被昇天大聖堂と修道院」が、ロシアの世界文化遺産として登録されました。
スヴィヤズスク島の被昇天大聖堂と修道院
ロシア連邦タタールスタン共和国にあるスヴィヤズスク島は、16世紀にイワン雷帝がカザン攻略の兵站基地として作った島の要塞。かつては陸つながりの山でしたが今ではヴォルガ川、スヴィヤガ川、シュチュカ川の3つの川に囲まれた島になってます。
スヴィヤズスク島は聖母マリアを祀るキリスト教布教の拠点となった島で、被昇天大聖堂(ウスペンスキー寺院)にある馬頭の聖クリストファーのイコンは宗教的にとても価値があります。
ビザンツ様式をベースにバロックをなど種々の様式で修復されており、内部は旧約聖書や新約聖書、聖人たちの壁画で覆われています。