スーサ
スーサは2015年ドイツのボンで開催された第39回世界遺産委員会において新規登録が認められたイランの世界文化遺産です。
イラン南西部ザグロブ山脈のふもとに位置するスーサは、エラム王国およびアケメネス朝ペルシアの首都だった古代都市で、首都でなくなった後も交易拠点として長く繁栄しました。
紀元前5,000年~13世紀にかけての都市遺跡が複数の層になって重なっており、様々な時代の行政建築物・住居・宮殿等が発掘されています。
これらの考古遺跡群は、エラムやペルシア、パルティアの文化的伝統を伝える類まれな証拠となるものです。
スーサはルーヴル美術館に保管されているハンムラビ法典碑が発見された場所としても有名です。