シュトルーヴェの測地弧
シュトルーヴェの測地弧とは、2820kmも続く、子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群のことで、地球の大きさなどを正確に測る上で多大な貢献をしました。当時設置された265か所の測量点のうち34か所が、世界遺産に登録されていて、ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・ロシア・エストニア・ラトビア・リトアニア・ベラルーシ・モルドバ・ウクライナの10ヶ国の国境をまたいでいるという珍しい世界遺産です。
モルドバにとってはこれが唯一の世界遺産となります。
シュトルーヴェの測地弧の地図
赤点が世界遺産に登録された地点になります。