知床



知床は2005年に日本で3番目に世界遺産として認定されました。北海道の東北に位置し、 根室海峡とオホーツク海挟まれている知床半島は1964年に国立公園に指定されています。ここには他では見ることが難しい貴重な動物、植物が存在しています。

地名の由来は、一説にはアイヌ語で「地の果て」を意味する「シリエトク」が語源ではないかといわれてします。

知床とは

知床は厳格に保存されている核心地域と、文化財を保存するために設けられている利用制限区域である緩衝地域の2つに区別されています。 自然の景観も人の手が加えられずに、今もなお自然そのものの姿で維持されており、野生の天然記念物も希少種の動物も生息しています。

1200~1600m級の山々が連なり、その山は海のすぐそばにあるため、川は一般的な川に見られる上流や下流に分かれておらず、上流のみのような流れになっています。これがサケやマスの遡上に適しています。

カムチャッカ半島と千島列島、北海道に囲まれたオホーツク海は、他の海との海水の行き来が少なく水深が浅くなっています。これにアムール川からの水が注ぐことで、流氷が生まれやすい環境が作られているのです。

知床の景観

知床には、自然が作り出した様々な美しい景観があります。代表的なものをご紹介します。

知床五湖

photo credit: 知床五湖 via photopin (license)

photo credit: 知床五湖 via photopin (license)

原生林に囲まれた5つの湖です。湖面に映る知床連山の姿が見どころです。1周3㎞の散策コースがあり、トレッキングを楽しめます。

知床峠

photo credit: 羅臼岳 via photopin (license)

photo credit: 羅臼岳 via photopin (license)

知床半島の真ん中に位置し、知床連山の尾根筋に相当する、標高738mの峠です。絶景として名高く、羅臼岳や遠く国後島まで見渡すことができます。

フレペの滝

知床連山からしみ出した地下水が、100mの断崖から注いでいますその様子から「乙女の涙」とも呼ばれています。途中の遊歩道にはエゾシカが多く出現します。

オシンコシンの滝

アイヌ語で「オ・シュンク・ウシ」すなわち「川下にエゾマツが発生する所」という意味を持っています。落差50mの断崖から流れ落ちる滝は、途中で2つに分かれるため「双美の滝」ともいわれています。日本の滝100選にも選ばれています。

プユニ岬

photo credit: Utoro via photopin (license)

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流氷を見ることができるポイントとして最も有名です。

夕陽台

名前の通り、オホーツク海に沈む夕陽を見ることができるほか、流氷も見られます。

オロンコ岩

ウトロ港奥に位置する、高さ約60mもある巨岩です。先住民族オロッコ族にちなんだ名前です。頂上へは階段で上ることができ、オホーツク海や知床連山を一望できます。

カムイワッカ湯の滝

カムイワッカ川にかかる滝ですが、滝自体が温泉になっています。滝壺に入浴することもできます。

知床はまさに自然の宝庫です。流氷の時期なら、上に乗っているアザラシの姿を見ることができるかもしれませんし、キタキツネもいるかもしれません。ヒグマの情報にだけはご注意くださいね。

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