シャフリサブス歴史地区

シャフリサブス歴史地区

シャフリサブスは、ウズベキスタンの都市で、カシュカダリヤ州に属します。中央アジアにおける主要都市だった歴史を誇り、今日では、14世紀にトルキスタンを席巻したティムールが誕生した場所として知られています。2004年にシャフリサブス歴史地区として世界遺産に登録されました。

かつてシャフリサブスは現在のキタブ付近に存在していたが、13世紀から14世紀の間に市域が移動して現在の位置に移りました。もともとは「心休まる場所」という意味のケシュ、キシュという名前で知られていた町であり、古代のシャフリサブスは、中央アジアの都市の中でも最古の歴史を持ちます。

アレクサンドロス3世の攻撃を受けたアケメネス朝は、この地で終焉を迎えました。ソビエト連邦崩壊後にウズベキスタン共和国が独立すると、ティムールの再評価に伴って、ティムールの故郷としての観光都市化が政府によって進められています。

危機遺産リストへ

2016年の第40回世界遺産委員会において、観光方面での過度の開発などが問題視され、危機遺産リストに加えられました。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称シャフリサブス歴史地区
ウズベキスタン
登録区分 世界文化遺産
登録年

2000年

キーワード

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