フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路はフランスの世界遺産で、4都市を基点とし、それが2つになってピレネー山脈を越えてスペインで合流し、サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路です。

ローマ・カトリック教会は、大巡礼を行えば天国に行けると、この巡礼を推奨しました。民衆も贖罪を願いました。彼らは立ち寄る聖堂で、聖人に遺骨や遺品などの聖遺物に触れることで、自分の罪が消えることを願ったのでした。

12世紀に書かれた『サンティアゴ巡礼案内書』には、ルートのほか、法外な船賃の渡し船、追剥、巡礼者を食い物にする両替屋への注意点や、宿や店の案内まで書かれています。

サンティアゴ・デ・コンポステーラはエルサレムバチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地の1つでもあります。スペイン側も「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産に登録されています。

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この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
フランス
登録区分 世界文化遺産
登録年

1998年

キーワード

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