「サンガネブ海洋国立公園とドゥンゴナブ湾=ムッカワル島海洋国立公園」は、2016年トルコ・イスタンブルで開催された第40回世界遺産委員会において新規登録されたスーダンの世界自然遺産です。
サンガネブ海洋国立公園
本遺産は、スーダン東部に面する紅海にある「サンガネブ海洋国立公園」と「ドゥンゴナブ湾=ムッカワル島海洋国立公園」の2つの国立公園からなります。
サンガネブ海洋国立公園は、世界最北端にある紅海上に浮かぶ環礁です。
ドゥンゴナブ湾=ムッカワル島海洋国立公園
一方、ドンゴナーブ湾=ムッカワル島海洋国立公園は、ムッカワル島などを中心とした島嶼部に広がる国立公園で、サンゴ礁やマングローブ林、湿地など様々な生態系を有しています。
また、クジラやマンタ、ウミガメ、ジュゴンなど絶滅危惧種が数多く生息しており、大型海洋生物の貴重な生息域です。