ギリシャの小島パトモスの中心市街ホーラは、丘の上に立つ神学者聖ヨハネ修道院を外敵から守るために建設された要塞都市です。南エーゲ地方のドデカネス県に属しています。ギリシャ正教会の重要な巡礼地でもあり、聖ヨハネが福音書や黙示録を執筆したことにまつわると伝えられる場所が残っています。
神学者聖ヨハネ修道院は1088年に東ローマ帝国コムネノス王朝のアレクシオス1世によって建設されました。カトリコン、中央教会、資料館、聖マリア礼拝堂などからなる修道院で、周辺を黒みがかった城壁に囲まれています。
黙示録の洞窟はホーラの町と港の間の斜面にある聖ヨハネが啓示を受けたとされる洞窟です。その他のホーラの歴史的建造物群は純白の外観を呈しています。