サン=テミリオン地域

サン=テミリオン地域

フランスの世界遺産であるサン=テミリオン地域は、フランスのボルドー近郊の町サン=テミリオンを中心とする地域です。サン=テミリオンのコミューン共同体になっている8つの市町村を含みます。

中世以来ブドウ栽培やワイン醸造のさかんな景勝地であり、「サン=テミリオン」の名はボルドーワインの主要なブランド名のひとつにもなっており、ブドウ畑の登録の対象となっています。

サン=テミリオンは「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」という別の世界遺産の一部にもあたり、キリスト教の貴重な遺産も多く見られます。なかでも、一枚岩をえぐって造られ、70ヘクタールにも及ぶ地下回廊が圧巻のモノリス教会はぜひ立ち寄りたいスポットです。

町の名前は8世紀半ば、この地に洞窟を掘って隠遁生活を送った聖エミリオンに由来していて、洞窟や弟子たちが建てた聖堂も残されています。800年にわたるワイン生産の歴史を刻んだ場所として高く評価されています。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称サン=テミリオン地域
フランス
登録区分 世界文化遺産
登録年

1999年

キーワード

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