レーロースの鉱山街とその周辺
ノルウェーの北極圏に近い位置に存在する、かつての鉱山街であるレーロースは、文化遺産としての価値を認められて、1980年に世界遺産に「レーロースの鉱山街とその周辺」という名称で登録されました。
このレーロースの街の一帯には、銅鉱山が存在しており、そこでの労働に従事していた、かつての労働者達によって、街が築かれていったと言われています。このレーロース一帯が発展を始めたのは、17世紀頃のことと言われており、20世紀に入るまで、銅鉱山での労働が行われてきたと言われています。
レーロースの建物
現在でも、かつての労働者達が造り上げてきた建物が残されており、17世紀頃に建造されたと考えられている木造家屋や、木造家屋建造と同時代頃に建てられ、その後に改築されたと言われている聖堂などが、代表的な物として知られています。