ロイ・マタ首長の領地
ロイ・マタ首長の領地はバヌアツにある世界遺産で、最後の大首長であったロイ・マタの生涯を象徴する17世紀初期の遺跡です。ロイ・マタとは、バヌアツのエファテ島周辺の島々を支配していた最高位の首長の称号で、地元で語り継がれてきた物語の中にも登場します。
そんなロイ・マタの領地だった場所のうち、特にその生涯にゆかりのある象徴的な場所(邸宅、死んだ場所、墓の3箇所)が対象となっています。これらは首都ポートビラのあるエファテ島と、その北東に浮かぶ2つの小島(レレパ島、エレトカ島)に散在しています。
ロイ・マタ首長の領地はバヌアツで初めて登録された世界遺産です。