ブラジルの世界遺産「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」は、リオデジャネイロで見ることができます。リオのカーニバル、コパカバーナ海岸、キリスト像が立っているコルコバートの丘などが有名なリオデジャネイロでの都市開発と自然が合わさってできた世界遺産です。白い建物、緑の山々、きれいな青の海、この3つがそろった情景は一度見たら忘れられないでしょう。
現地の住民と自然によって生まれた文化的景観が世界遺産になったのは、ブラジルではこれが初めてでした。
『カリカオ』というのは、リオデジャネイロの住民、出身者という意味です。世界遺産の名前の中に『カリオカ』という言葉が入っていることで、国だけの世界遺産ではなく“現地の人たちで生み出した世界遺産”というのが伝わってきます。
「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」主要スポット
グアナバラ湾
グアナバラ湾は1502年にポルトガル人によって発見されました。湾口が幅1.5㎞と狭まっているため川と間違えられ、それがリオデジャネイロ(1月の川)の名前の由来となりました。
チジュカ国立公園
チジュカ国立公園は、1961年に国立公園に設定されました。32㎢の世界最大級の都市森林は、都市公園の再造林において、世界で最も成功した例のひとつであると評価されています。
コルコバードの丘
チジュカ国立公園内にあるコルコバードの丘は、リオデジャネイロにある標高710mの丘のことで、頂上にはキリストの像があります。そこからは街や海を一望できるため、眺めの良い観光名所として人気です。奇岩として知られるポン・ヂ・アスーカルやコパカバーナ海岸なども見ることができます。