2016年トルコ・イスタンブルで開催された第40回世界遺産委員会において、メキシコが推薦していた「レビジャヒヘド諸島」が、世界自然遺産に登録されました。
レビジャヒヘド諸島
レビジャヒヘド諸島は、メキシコ・バハカリフォルニア半島の南西・太平洋上に浮かぶ島々で、
- サンベネディクト島
- ソコロ島
- ロカパルティダ島
- クラリオン島
の4つの火山島と海域で形成されています。
周辺海域の最深部は、水深3,700m。島周辺はそびえ立つ崖、海岸線を有しており、景観美にも優れた価値ある場所です。
メキシコのガラパゴス「レビジャヒヘド諸島」
レビジャヒヘド諸島には、鳥類、魚類、爬虫類、植物の固有種が数多く生息しており、生物学的、生態学的にも価値があり「メキシコのガラパゴス」とも呼ばれています。周辺の海域では、マンタやザトウクジラなど多くの海洋生物の見ることができ、中でも、ハンマーヘッドシャーク、ジンベイザメなど数種類のサメを観察することができる海域として、世界中のダイバーを魅了しています。