泉州 : 宋・元時代の中国における世界のエンポリウム
2021年に開催延期された第44回世界遺産委員会拡大会合において、中国の「泉州 : 宋・元時代の中国における世界のエンポリウム」が世界文化遺産として登録されました。
エンポリウムとは、古代ギリシアの都市国家ポリスにおいて対外交易に用いられた場所のことです。
この世界遺産は宋代から元代(10世紀から14世紀)にかけての泉州市が海洋の商業都市としての活気を示し、中国の内陸地域とのつながりを表しています。泉州はアジアで海上貿易が非常に重要な時期に栄えました。