ピュー族の古代都市群
ピュー族の古代都市群は2014年にミャンマーで初めて世界遺産に登録された都市群です。ピュー族というのは、現在のミャンマーがある地域で、ビルマ族により征服された9世紀ごろまで栄えた民族のことです。彼らはピュー王国を建国しました。1300年以上も前に建てられ、仏教を信心深く信仰していたピュー族が造った仏塔『パヤーヂー・パゴ』など、見どころがたくさんある遺跡です。ミャンマーではピュー王朝時代を『タイエーキッタヤー』時代とも言い、その時代に造られた仏塔の形がミャンマーの現代の仏塔(パゴダ)の始まりだと考えられています。