基本情報
| 名称 | 普洱の景邁山古茶林の文化的景観 |
|---|---|
| 国 |
中国 |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
2023年に開催延期された第45回世界遺産委員会において、中国の「普洱の景邁山古茶林の文化的景観」が世界文化遺産として登録されました。
中国の雲南省にある普洱(ふじ / プーアル)市はプーアル茶の原産地として有名です。
中国西南部の景邁山(けいまいさん)にある「普洱の景邁山の古茶林の文化景観」は、10世紀頃から先住民族であるブーラン族やタイ族の手によって1000年以上にわたり育まれてきた、お茶の生産に関わる文化景観です。
斜面や高低差を巧みに生かした独特の土地利用が行われており、自然の森林の下で古茶樹を栽培する「林下栽培(りんかさいばい:高木の下で日光を調整しながら茶樹を育てる農法)」という伝統手法が現在も維持されています。
この地域では、茶園や集落だけでなく自然の生態系や気候を守りながら暮らす独自の社会ガバナンス(共同体の管理組織・仕組み)が機能しており、茶の精霊を祀る「茶祖(ちゃそ)信仰」などの精神的な伝統文化も受け継がれています。