ポブレー修道院



ポブレー修道院は、スペインのカタルーニャ州タラゴナ県に位置し、山麓地帯の葡萄畑の中にたたずむシトー会の修道院です。スペインで最も大規模な修道院のひとつでもあります。1991年、世界遺産に登録されました。

ポブレー修道院の歴史

1151年、フランスのフォンフロワド修道院のシトー会士たちは、バルセロナ伯ラモン・ベレンゲー4世に与えられた土地に修道院を建てました。これがポブレー修道院です。ここにはアラゴン王でイスラム勢力と戦ったハイメ1世やペドロ4世、歴代の王妃たちの墓が設けられました。

1835年、メンディサバル法によって教会財産がスペイン政府に没収され、ポブレー修道院は荒廃してしまいます。しかし1940年以降修復が始まり、修道士たちも戻ってきて、現在もここで生活を続けています。そのため、見学は一部に限られています。

ポブレー修道院とワイン

修道院の入口近くにワイナリーがあり、ここで作られたワインが販売されています。シトー修道会はワイン作りで有名で、このワインに使用されるのは、フランス・ブルゴーニュ地方のピノノアール種のみだそうで、これがスペインで作られるのはとてもレアなケースだということです。

ポブレー修道院の建築

ポブレー修道院は、宮殿と修道院が一体化していることが最大の特徴です。

そして、様々な建築様式が入り混じっており、入口はバロック様式、回廊の柱はロマネスク様式、アーチはゴシック様式となっています。

また、3重の外壁が設けられており、王室や礼拝堂を守る最も内側のものは600m、修道院で労働に従事する農民と農地を守る外側のものは全長2㎞あります。この堅固な外壁は、砦の役割を果たすと同時に、厳しい戒律で知られるシトー会修道士の生活を守る役割も持ち合わせていました。

先ほど述べたワインですが、もちろん試飲もOKです!ワイン好きなら見逃せないポイントですね。

 

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