フォンニャ=ケバン国立公園
フォンニャ=ケバン国立公園は、ベトナムのクアンビン省にある国立公園で4億年以上前にできたとされるアジア最古、世界最大級の洞窟です。公園の94%は原生林で、専門家によると568種の植物、獣類113種、爬虫類と両生類81種、魚類72種、鳥類259種、鳥類302種が生息しています。
植物には世界とベトナムのレッドブックに入っているものも多くあります。国立公園内には、大小約300の洞窟があり、その総ては未だ解明されていません。英国の王立地理学会の報告によると、フォンニャ洞の長さは7,729m、その美しさ、大きさ、広さなどから最高の評価を与えられています。フォンニャ洞窟はベトナム最大の洞窟で、2億5千年前に形成されフォンニャとは「歯の洞窟」という意味です。
アジアの新記録に認定
2019年7月25日、同公園内にある洞窟が「アジアで最もユニークで壮大な鍾乳石と石筍を有する洞窟」に認定されました。
北中部地方クアンビン省の世界遺産フォンニャ・ケバン国立公園内にあるティエンドゥオン(Thien Duong=天国)洞窟がこのほど、アジア・ブック・オブ・レコード(インド・ファリダバード)から「アジアで最もユニークで壮大な鍾乳石と石筍を有する洞窟」に認定された。
https://www.viet-jo.com/news/tourism/190723125134.html
船頭2人で漕ぐ15人乗りの舟で山の下に空いている洞窟に入ります。32kmまで探検されているとのことですが、観光舟は1.5kmでUターンします。
天井は高く幅も広く洞内川を進むこの鍾乳洞は驚きの連続です。フエから200kmものバスに揺られた疲れも忘れ時間も忘れて見入ってしまいます。
途中で砂浜があり下船して洞内を歩いて観光します。適当な明かりがあり危険はありません。心に残る見事な鍾乳洞です