オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地



イギリス最北部にあるオークニー諸島は、70の島で構成されています。諸島には新石器時代の遺跡が豊富にあり、パパ・ウェストレー島には北ヨーロッパで現存最古の石の住居があります。世界遺産に登録されたのは、諸島最大の島メインランド島にある4つの遺跡。保存状態の良さと、歴史を知ることに大きく貢献している点などが評価され、1999年世界遺産に登録されました。
4つの遺跡を紹介しましょう。

スカラ・ブレイ

photo credit: IMG_3799 via photopin (license)

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スカラ・ブレイは紀元前3100年から紀元前2500年頃までの集合住宅の遺跡です。非常に良い状態で、それは今まで人が住んでいたといっても過言ではないほど。この遺跡からはヨーロッパ最古とみられるヒトノミの痕跡や、ストーン・オブ・ステネスやメイズハウで発掘された土器と同型の土器が発掘されています。

リング・オブ・ブロッカー

リング・オブ・ブロッカーは環状列石の遺跡群です。環の直径104m、もとは60基の石で構成されていました。高さ5mの巨石は近くの石切り場から切り出されたそうです。現在立って残る27基の石も完璧な円を保ったまま残っています。正確な年代は不明ですが、紀元前2500年から紀元前2000年ごろ造られたと考えられています。

ストーンズ・オブ・ステネス

ストーンズ・オブ・ステネスは12本の立石から成る遺跡です。これは直径44mの環状列石の一部と考えられています。石の大きさは最大で6m、紀元前3000年ごろ造られたようです。

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メイズハウ

メイズハウは紀元前2700年ごろの円墳。ストーン・オブ・ステネスの1.5km先にあり、直径35m高さ7mの巨大な羨道墳です。内部の玄室の精巧な石組はピラミッドを思わせます。最大の特徴は冬至の前日に夕日の光が当たると、内部が照らされるように入り口が設けらていることです。

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