オリンダ歴史地区
オリンダ歴史地区は16世紀、ポルトガルがブラジルに建設した、最初の植民地でブラジル・ペルナンブーコ州にある都市で、大西洋に面しています。ブラジル国内に数ある植民地時代の遺産の中でも最も保存状態のよいコロニアル風の建築物が残されている地区として知られています。
町の名前は、日本語で「なんと、美しい!」という意味になっています。黄金を目的に栄えた古都オウロ・プレットとは異なりサトウキビによる砂糖産業を中心に栄えました。元々の先住民に加え、砂糖産業の労働力として連れてこられたアフリカの黒人奴隷たちが生活し、現代にアフリカ・コンゴの戴冠式にゆらいするパレードを残しています。
ブラジルを代表する武術のカポエイラが、この地域独特のダンス、フレヴォにもつながります。また2月に開催されるカーニバルはブラジル3大カーニバルの一つに数えられています。