オカピ野生生物保護区
オカピ野生生物保護区は、コンゴ民主共和国北東部のスーダンやウガンダとの国境に近いイトゥリの森にある野生生物保護区です。1996年に世界遺産に登録されました。
約14000km2に及ぶ保護区は、イトゥリの森の約5分の1に及んでいます。その名称に表れているように、この保護区は20世紀に発見された世界三大珍獣のひとつであるオカピの生息域になっています。
1996年の時点では、3900頭から6350頭が生息していると見積もられていました。また保護区内のエプル川沿いには、エプル保護調査センターがあります。その機能は現在も残っていますが、手法は随分と異なっています。オカピは捕らえられると施設の中で繁殖が試みられています。