オアハカ中央盆地にあるヤグルとミトラの先史時代の洞窟群

オアハカ中央盆地にあるヤグルとミトラの先史時代の洞窟群

オアハカ中央盆地にあるヤグルとミトラの先史時代の洞窟群はメキシコのオアハカ州にあるユネスコの世界遺産です。オアハカ盆地のギラ・ナキツ洞窟には、アメリカ大陸最古とされる植物の栽培跡が含まれており、付近に残るサポテカ文明期の考古遺跡ヤグルなどとともに、メソアメリカ文明の長期間に及ぶ生活様式の変化を伝えています。

構成資産は、

  • トラコルラ市
  • ディアス・オルダス市
  • ミトラ市にまたがる先史時代洞窟群
  • ヤグル遺跡
  • カバリト・ブランコ遺跡
  • 周辺の農業景観

で構成されています。一帯には147の洞窟・岩陰遺跡が残り、ギラ・ナキツは古期、前8900年 – 前6700年のものとなっています。洞窟からは狩猟採集民によって季節的に利用されていたもので、採集された後に大量に放置されたドングリ、栽培されていたらしいヒョウタン、カボチャなどが見つかっています。

ギャラリー

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称オアハカ中央盆地にあるヤグルとミトラの先史時代の洞窟群
メキシコ
登録区分 世界文化遺産
登録年

2010年

キーワード

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