ニョコロ=コバ国立公園
ニョコロ=コバ国立公園はセネガル南西部に位置する世界遺産で、ニョコロ=コバ川とクルントゥ川にはさまれた広大な自然公園です。
その総面積は9130平方kmもあり、西アフリカ最大の規模を誇っています。乾燥地帯スーダン・サバンナから湿地帯ギニア森林への移行地帯にあり、2つの植生区分を持っていて、生息する動植物も多彩です。
しかし近年、アフリカゾウやライオンなどの密猟が問題化しており、また、近くのガンビア川にダム建設が計画され、2007年に危機遺産に登録されました。
2024年、諸問題に対する努力が評価され危機遺産リストから除外されました。