ニンバ山厳正自然保護区
ニンバ山厳正自然保護区は、アフリカのギニアとコートジボワールにまたがる世界遺産で、西アフリカ最高峰のニンバ山(標高1752m)を中心とした総面積350㎢の自然保護区です。
ニンバ山中にはチンパンジーの生息地があり、京都大学霊長類研究所がその行動や生態の調査・研究を行っていることでも知られています。
ニンバ山には鉄鉱石の鉱脈があり、リベリア側から採掘のための開発が行われ、またリベリアからの難民がこの領域に多数流入して、自然環境に深刻な影響を与えていることから、1992年に危機遺産リストに登録されました。