トルコ世界遺産「ギョベクリ・テペ」遺跡で新石器時代の出土品、死者を思わせる表情の像も(字幕・28日)
トルコ南東部にある1万1000年以上前の新石器時代の遺跡「ギョベクリ・テペ」。「文明のゆりかご」と呼ばれる肥沃な平原を見下ろす高台にあり、ユネスコ世界遺産としても知られる。近年、多数の新発見により、狩猟採集民から定住社会への人類の移行について新たな洞察が得られている。11月24日には、死者を思わせるような表情をした像や、皿、首飾り、人の形をしたビーズなどの出土品が公開された。トルコの文化観光相は、これらの遺跡が信仰、儀礼、社会組織、文化生産の面で人類の意識レベルが従来の想定よりはるかに高かったことを示すと述べた(ナレーションなし)。
Reuters Japan