“黒いギャング”を寄せつけるな 世界遺産の島を守るために…「テープ対策」で緑が戻ってきた【広島発】|FNNプライムオンライン
秋から春にかけて広島・廿日市市の宮島に押し寄せ、原生林を枯らしてしまう“黒いギャング”。国内外から多くの観光客が訪れる世界遺産の島で、カワウの被害を食い止めるための試みが少しずつ成果を見せ始めている。10月30日の早朝、世界遺産・厳島神社を背に、廿日市市と県の職員が観光地とは反対側の島の北東部に入った。山の斜面にドローンを飛ばし、職員たちは手際よくテープを張りめぐらせていく。「こう張るん?」「こう!」「まわるように?難しいことを言う…」笑い交じりのやりとりの中で、環境に配慮した素材のテープが風…
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