京都市の世界遺産近くのエリアに「異変」 投資用マンションに「民泊通り」…一体、何が|京都新聞デジタル 京都・滋賀のニュースサイト
世界遺産・東寺に近い京都市南区の西九条エリアに、ある「異変」が起きている。 9月に発表された基準地価で、九条通に面した地点(西九条川原城町)が商業地の上昇率で京都府内4位にランクインした。上位に名を連ねるのは京都駅北側や市中心部の「田の字地区」、祇園エリアなど。一歩中に入れば昔ながらの低層住宅が広がり、繁華街とは言えない西九条エリアの急上昇は、意外な印象を受ける。 住宅地の細い通りには簡易宿所が軒を連ね、富裕層向けの投資用マンションの新築工事が進んでいる。ある住民は「開発が目立つ京都駅前や東九条に隠れているが、この地域もひどい状況になっている」とため息をつく。一体、何が起きているのか。 「ここが『民泊通り』です」 西九条地域の保育園で
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