“秘密の地下壕”から海に向けられた旧日本軍の大砲 世界遺産の南洋の島に残る第2次世界大戦の戦跡 戦後80年|FNNプライムオンライン
東京都小笠原村の父島には、第2次世界大戦当時、太平洋の戦況を知るための通信施設や、米軍の通信傍受を行う重要な施設が置かれていたという。島内には今もそうした戦跡が残っている。石とセメントで作られた部屋は、空からの攻撃から中の人を守るため天井に鉄板がはめられていた。水の流れる川が無い場所には飲料水を確保するための貯水槽が作られていたが、それでも足りないので、雨水を集める一升瓶を木に立てかけた跡があちこちに残されていた。竈から煙が真っ直ぐ上がって、敵に居場所を気づかれないように煙突も工夫されていた。…
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