三内丸山の全体像解明へ、2025年度の発掘開始|文化・歴史,世界遺産|青森ニュース|Web東奥
世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中核である青森市の三内丸山遺跡で19日、本年度の発掘調査(第50次調査)が始まった。昨年度に引き続き、遺跡中心部につながる「第2号道路」(通称・南北の道路)北端周辺が対象で、調査面積は1万1950平方メートル。過去の調査で、道路両側に列状に並ぶ土坑墓や建物跡が確認されており、墓が造られた時期や建物の構造などを調べ、集落の全体像解明につなげる。同遺跡の発掘調査は1992年度に始まり、毎年行われている。昨年度の調査では、土坑墓列や掘立柱(ほったてばしら)…
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